店主敬白
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Thu,19 May 2005

Seres queridos (Only Human)

-They seemed a nice normal family ... then he met them!-

スペイン映画。モンテカルロ映画祭最優秀作品受賞作。ユダヤ人女性が恋人のパレスチナ人男性を紹介するため家族の住むアパートに連れてきた一晩の出来事を描いたコメディ。夫の浮気を疑う母親、ベリーダンスを生業とする長女とその娘、正統派ユダヤ教徒になろうと勉強を始めた長男、強制収容所出身でイスラエル独立戦争を戦った祖父。それぞれがどこかヘンで、そこに迷い込んだパレスチナ男性が最初にやらかす失敗から落着かなく行動し、混乱が増していく。背景にはイスラエルとパレスチナの対立、スペインでの2004年3月11日の列車爆破テロも織り込まれているが、それを除けばどこにでもいそうな「ちょっと変わった」家族の物語。この日はプレミア上映だったため、映画終了後ディレクター夫妻がきてQ&Aの時間があったが、「この映画を観た人々の感想は?」という質問に、「自分の身近な家族の話としてみているようだ。『あれはウチの家族のようだ!』とか『ウチの母そっくり!』といった感想をもらった」と言っていた。冒頭ラフィ(パレスチナ人男性)が失敗をやらかす原因となる大きな凍ったスープは、実際にディレクターの奥さんの母親がそういうものを作って出したことがヒントになったとか。また映画のある部分がビリー・ワイルダーの映画を髣髴させることに気づいた人が質問したところ、夫妻はそろってビリー・ワイルダーのファンだと答えていた。
鑑賞中隣のユダヤ人と思しき夫婦の奥さんが、長男のユダヤ教の儀式などの振る舞いが間違っているとブツブツ文句をいい通しで少々閉口。彼女はディレクター夫妻に指摘していたが、「始めたばかりの初心者でまちがっているところもあることを理解して欲しい」と答えていた。女性はこれにも納得がいかずぶつぶつ。気持ちはわからないでもない。私も外国映画で日本の所作が間違って描かれると私も文句を言いたくなるから。でも映画鑑賞中は静かにしてて欲しかったな。
公式サイト
英語
場所:Screen on the Hill
日時:05年5月12日(木) 18.15-
映画データ
-Director:Dominic Harari, Teresa De Pelegri
-Producer: Mariela Besuievsky, Gerardo Herrero, Javier López Blanco
-Screeplay:Dominic Harari, Teresa De Pelegri
-Cinematography: Danny Cohen
-Original Music: Charlie Mole
-Cast
Norma Aleandro as Gloria Dali
Guillermo Toledo as Rafi Abdallah
María Botto as Tania Dali
Marián Aguilera as Leni Dali
Fernando Ramallo as David Dali
Alba Molinero as Paula Dali
Max Berliner as Dudu Dali
Mario Martín as Ernesto Dali
(参考:International Movie Database)(IMDb)
posted by M at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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