店主敬白
20日(木)−24日(月)、更新をお休みします。
25日(火)にまとめて記事をアップする予定です。
Mon,22 August 2005

Prom47 London Symphony Orchestra, Tippett, Beethoven

19日(金)、友人が急に行けなくなったとかで、代わりにPromsへ。最近この友人にはホントいろいろお世話になりっぱなし。

♪Tippett Symphony No.4
英国の現代作曲家の作品。なんというか、つかみどころのない曲で、何もイメージがわかない。(映画音楽になりそうだなぁ)位は思ったのですが。同じ現代音楽でも、武満徹には一本通った精神を感じるけど、そういうのも特になし。最後に風が吹く音がして、それが何処から出てたのか、右手側で音の出所がわからなかった観客(含むM)が舞台を覗き込むように見たのが印象的。終了しても、「えっ、終了したの?」って感じで、観客も戸惑いながら拍手してたような。私が指揮者の解釈を良くわかってなかったのかな。でもこの曲、LSOでSir Colin Davisで何度も演奏されているようだけど。十八番なのかな。

♪Beethoven Symphony No.3 in E flat major, 'Eroica'
初めて聞きました(またかよ、おい!)。もっと勇ましい曲かと思ったら、そうではないんですね。とりあえず知ってる5番や9番に比べたら、激しく盛り上がることのない曲という印象。それに、どうしてもheroに捧げる曲には聞こえなかった。勿論ナポレオンなんて想像できない。そもそもドイツ人の作曲家の曲をアングロサクソンのオケで聞いてフランスの英雄を想像することが無理なのか。「ある偉大な男の記憶を記念して作曲」された曲ですよね。勿論ナポレオンが皇帝になったのを知って「ボナパルト」と書かれたタイトルページを割いた、って逸話は知ってました。だから彼は、権力を掴むような俗物ではなく、市民の中の英雄を描きたかったんだろうと想像はつきます。でも、曲を聞いていたた私の頭の中は、アイデアに詰まった作家が田園を散歩していて、アイデアに詰まって苦しんで落ち込んだけど、最後に good ideaを思いついて万歳!って感じでしたが。もしこれを「田園だよ」と言われても、納得しちゃう。6番も良くわかってないので。

LSOは、これといって特徴のないオケでした。コンサートを聞いたあとクラシックに詳しい友人にそう言ったら、LSOってそういうオケなんだそうですね。
Sir Colin Davisは体が硬そうな指揮をする人だなぁと思ってみてました。3番を降ってた時指揮棒を落として、前にいた第2バイオリン奏者が演奏の間に拾って渡してたけど、よく考えると指揮棒って怖いですよね。先端恐怖症のM、オーケストラの楽団員になっても、もしかしたら飛んでくるかもしれないと思って演奏できないかも。また、Sirが時々左手の指先を合わせて鳥のくちばしのような形をつくって、指先を上に向けて降るのですが、これは中東では「待て」の意味。人と議論してた時相手が熱してくると「まぁ待て」って感じでこのしぐさをしたり、道路を横断する時に、車に向かってこの形をした手を突き出したりします。楽団員に中東出身者がいたら演奏止めちゃいそう。
でもその手が、だんだん握りこぶしになって、途中から五木ひろしのようになっていきましたわ(一体何を見ていたんだ>アタシ)。

アンコールもあっさり拍手だけでお終い。でも熱狂的なLSOファンでもいるのか結構暑い拍手が。3番の演奏中、1楽章終わるごとに拍手する人もいました。

[参考]London Symphony Orchestra公式サイト

[鑑賞メモ]
場所:Royal Albert Hall, London
日時:2005年8月19日(金)、19:00-20:55
London Symphony Orchestra, Sir Colin Davis conductor

8月23日(火)追記:Review
The Times★★★★★
The Guardian★★★★☆
うーむ。私がよくわかってなかったのか。難しいなぁ、クラシック。
The Guardianに「恐らくこれまで聞いた中で最もゆっくり演奏されたNo.3」とあるから、そのゆったり感に惑わされたんだろうか。
この翌日、ラジオで聴いたKurt MazurのNo.9、軽やかな感じでいいなぁと思ったのに、両紙とも★3つだし。
もちっと勉強しますです、ハイ。
posted by M at 04:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽:クラシック
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Weblog: 作曲家のレス
Tracked: 2008-02-13 04:19
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