店主敬白
20日(木)−24日(月)、更新をお休みします。
25日(火)にまとめて記事をアップする予定です。
Sun,11 September 2005

9.11(セプテンバー11)

実家で机の周辺を整理していた時のこと。旅行先などで集めた大量のマッチがあった。(自分じゃ使わないから)、と台所にあるマッチを入れておく箱にどっと入れておいた。

しばらくして、母が「マッチ箱の中にこんなのが入ってたけど」と言いながら、小さな切符のようなものを持って部屋に入ってきた。

その青い小さな紙切れは、「ニュー・ヨークのワールド・トレード・センター(W.T.C.)の入場券」だった。大学4年の春、サークルの活動でN.Y.に行った際訪れたワシントン・スクエアの近くのレストランのマッチ箱に入れていたのだった。

このN.Y.滞在時、サークルの先輩と同輩と共にW.T.C.の屋上に上った。そこから見下ろすN.Y.の夜景はあまりにも綺麗で、街の活気を感じた。この活気が世界を動かしているN.Y.のエネルギーなんだと感じた。

2001年9月11日、そのW.T.C.に旅客機が激突し、やがてビルが2棟とも崩壊するのを、深夜の日本でTVを通して見ていた。

あれから4年。
あれからどれだけ多くのことが変わったかは、ここで書くまでもない。
今日も、イラクでのテロのニュースが流れている。
W.T.C.の入場券は、財布のお札入れの部分に入れてある。

9.11は、わからないことが多くて、私の中でどうとらえるべきか位置づけが決められない。
ただ、今N.Y.に行っても、あの時W.T.C.の屋上で感じた魅力は感じないだろうと思う。
でもあの滞在時、一緒に行ったサークルの女性メンバーで食事をして「またここで食事をしようね」という約束を果たせたら、とは思う。


9.11に関係する映画や本はいっぱい出ているけれど、今のところ一番印象に残っているのはこの映画。
B0000A5B3Pセプテンバー11
オムニバス ジャック・ペラン ショーン・ペン

by G-Tools

9.11をテーマにした、世界の11人の映画監督による短編(11分9秒)のオムニバス映画。それぞれの監督がそれぞれの視点で撮っている、その違いがおもしろい。9.11について正面から捕らえたものもあれば、そうでないものも。
前者では、聾者の女性がテロに気づかず、その背後でツイン・タワーに旅客機が突っ込んでいく映像が映し出され、喧嘩して出て行ったカメラマンの恋人が、テロの中が暦の埃にまみれて帰って来る話(クロード・ルルーシュ監督)の作品が秀逸。他に、ブルキナ・ファソの貧しい新聞売りの少年が、新聞に掲載されたビン・ラディンそっくりの男性を見つけて、彼のことを通報したら新聞に出ていた懸賞金を得て家を貧しさから救える、と男を追う、ちょっとコミカルな作品(イドリッサ・ウェドラオゴ監督)は、米国の事件とアフリカの距離の微妙さが感じられておもしろい。
後者では、何といっても1973年9月11日のチリのピノチェトの軍事クーデタを撮ったケン・ローチ監督の作品が素晴らしい。特に英国ではピノチェトを巡りいろいろと議論があり、9.11といえばチリも、と今日もニュースで取り上げている。

この映画の詳細は、Cmf◇シネマなシアワセ◇さんのこのページが詳しいです。
posted by M at 18:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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